震災から11年

東日本大震災から11年。
昨日は震災時に使用していた高齢者加工活動施設の中を整理しました。夕方の1時間でだいぶ片付いたと思います。もくもくランドでは震災時には10日間ほど被災者を受け入れて、寝泊まりできるようにしていました。食事の提供もしてました。2019年のもくもくランド水害後には、仮店舗に移動したこともあり、倉庫のかわりに商品箱の置き場にして使っています。日々の忙しさに片付けもままならない日が続いてました。仕事の基本は整理整頓。きちんとすると気持ちのいいものです。掃除は大事な生活の中の必要な作業のひとつです。そんな大切なことを忘れたとか、忙しいとか、言い訳をしていると、心の状態が表れてしまいます。自分でも反省しています。時間がないのではなく時間をつくること。反省しながら、週末作業に追われ、忘れていた自分のするべき作業を再開したいと思ってます。
震災のことを思うと、早いようで長かったような日々の重さを感じます。2時46分に黙祷。
今は世界も何が起こるかわからない情勢の変化に、戸惑いながら暮らしている毎日となっています。コロナの感染拡大、ウクライナ侵攻など、不安要素をかかかえながらの暮らしは決して「平和」とは程遠いと思うのです。これからも安心で平和な暮らし、未来のある希望をもてる社会が皆の願いであります。

かわいい、コロンとしたデザインのキッズうつわが入荷しました。私の手のひらにちょうど、のるくらいのサイズ感です。「さくら」の木。大きさはマチマチですが、直径約10.5cm高さ5.5cmです。税込み1個2640円はお手頃価格です。はじめは10個の入荷ですので、店舗に7個ネット用に3個、販売準備します。デザートカップや小鉢のようにつかうのもいいですね。
工人は登米市内で太めのさくらの木を入手したので、また製作すると話してました。少しずつ違うサイズ感がいいところでもあり、入荷が楽しみです。
新デザインが入ると何だかとてもうれしくなる私たちです。

もくもくランド水害後の復旧工事は、ご来店されるたくさんのお客様から質問があります。その中で一番多いのが「いつ頃、向こうの建物に戻れるの?」です。もくもくハウス裏に建った木質バイオマスの工場は最初に完成しました。嵩上げ工事が昨年秋頃に終わり、今は産直センターの室内の木質張り替え作業中です。おそらく5月末にはそれが終了し、外構工事に入ります。嵩上げされた分との段差をゆるいスロープでまわれるようにするのでしょう。今後の動きに注目しつつ、景観の良さと利便性の両方向からお客様にやさしい施設になることを願い、近くで見守っております。